住宅購入時の諸費用

家を買うときには、住宅価格に加えて諸費用が別途かかります。物件価格の約9%が必要です。現金一括で購入する場合には約5~7%くらいになります。

例えば3000万円の物件であれば270万円の諸費用がかかることになります。もし、諸費用も含めてローンを利用する場合には、3270万円の借入額となります。

さて諸費用は誰に、いつ支払うのでしょうか?

  1. 登記費用→司法書士 不動産の所有権登記と、抵当権設定登記、表示登記
  2. 火災保険→保険会社 住宅、家財の保険に加入。住宅ローンの条件で義務付けされる事が多い
  3. ローン手数料→銀行 ローン保証料、契約書の収入印紙、ローン手数料、代行手数料など
  4. 仲介手数料→不動産屋 売主直売では不要。法律で上限(物件価格×0.03+6万円)と決まっています。
  5. 固定資産税等清算金→売主 不動産の所有者が1年前払いで納付済みの固定資産税を日割りで清算
  6. 管理費・修繕積立金→管理会社 マンションのみ。月末までの日割り分+翌月分を引き渡し時に支払う

この1~6を合わせたものが諸費用で、物件が完成して、住宅ローンが振り込まれる当日にすべて支払います。

購入する物件によって必要な費用は変わりますので、必ず全ての費用について見積もりが必要です。交渉によって費用が抑えられることもあるので、複数の業者に見積もりを取って検討しましょう。