住宅ローン審査に通るには
家を買うためには、ほとんどの場合住宅ローンを利用されると思います。年収の何倍ものローンを組むわけですから、金融機関や、保証人の役割をする保証会社は、充分な支払い能力があるのかを審査します。
申し込みをした方全ての方が、希望通りに住宅ローンを組めるわけではありません。予定している借入額より少ない金額しかローンが組めなかったり、ローン自体が組めない場合もあります。
審査に落ちた場合には、具体的な理由は教えてもらえません。CICやJICCなどの信用情報機関に問い合わせしてみたり、過去に支払い遅延がなかったかなど、自分で調べるしかありません。
しかし、家を買おう、いつか買いたいと思った段階で、少しでも有利に住宅ローンが組めるように、できる限り対策をすることは可能です
そこで住宅ローン審査のチェックポイントを入手しましたので、ご自身で当てはまる項目がないか調べてみましょう
- 過去7年以内に債務整理をしたことがある
- クレジットカードの引き落としに間に合わなかった事が数回ある
- キャッシングの借り入れをしている、キャッシング枠のカード保有している
- 運転免許証番号の最後の1桁が4以上の数字
- スマホを分割払いで購入
- 自動車をローンで購入
- 雇用形態が、契約社員、パート、アルバイト
- 自営業で確定申告の収入が少ない
- 健康保険が国民健康保険である
- 健康保険証の資格取得日が、勤続年数と異なっている
- 勤務先が小規模、または社歴が3年未満
- 給与体系が時給や日給制、または歩合制
- 現在産休中である
- 独身(投資用の物件だと怪しまれるとローン承認が下りない)
- 勤続年数1年未満
- 諸費用含めてフルローン希望
- 高血圧や糖尿病などの持病あり
- 現在の住居が1年未満
以上の項目がある場合には、審査時に金融機関に詳しく説明する必要があります。事前に申し入れをすることで承認を得られる可能性が高くなります。不動産業者によっては、金融機関選びの相談に乗ってくれるところもあります。
不要なクレジットカードは解約したり、家を購入する時期までに、キャッシングや車のローンを完済する、スマホは分割支払いにしないなど、できる対策をしっかりして、近い将来の住宅購入がスムーズに進むよう備えましょう。